ビタミンC誘導体とは?

ビタミンC誘導体とは、身体の中で酵素と反応することではじめて「ビタミンC」に変わる物質を言います。

なぜ、ビタミンCを直接使わず、ビタミンC誘導体を使うのか、その理由ですが、ビタミンCは分子構造が不安定で壊れやすく、さらに水溶性であるため、塗布した際に皮膚に弾かれてしまいます。
つまり安定的に皮膚にビタミンCを浸透しやすくしたものが、このビタミンC誘導体なのです。

つまり、体内でビタミンCに変わる物質は全て「ビタミンC誘導体」であり、「リン酸-Lアスコルビン酸Na」や「リン酸-L-アスコルビン酸Mg」、「アスコルビン酸グルコシド」、「ステアリン酸アスコビル」など、多くの種類が存在します。

また、この「ビタミンC誘導体」という名称を化粧品などに表記するためには、 厚生労働省の認可が必要となります。
それには当然、時間と費用がかかりますので、それらを節約するために同様の成分が入っているにもかかわらず、「ビタミンC誘導体」表記していない(出来ない)化粧品も数多く存在します。

このように多くの種類が存在する「ビタミンC誘導体」ですが、イオン導入に最適なものは、水溶性である「リン酸系のビタミンC誘導体」です。

例えば、イオン導入器付属のジェルや化粧水が肌に合わないと感じたなら、まずはそれを第一の条件に、そしてさらに、香料や界面活性剤などが含まれていないものを利用しましょう。

さらに、イオン導入は、成分をイオン化して、肌の角質層に浸透させる美容法です。
つまり、イオン化出来ない分子構造の大きいものは避けなくてはなりません。

例えばヒアルロン酸やコラーゲンなどは、分子構造が大きく、通常イオン化する事は出来ませんので避けなくてはなりません。

上記の全ての条件を見たしている、市販の化粧水をまとめてみましたので、美顔器付属以外の化粧水やジェルをお探しの方は、そちらをご覧ください。